ステロイド
副腎皮質ステロイドは最も強い抗炎症作用がある薬剤ですが、注機関の投与によって副作用が問題となってくるので、慢性関節リウマチに対してステロイドの積極的な使用については、薬剤師の中でも意見がわかれます。
基本的に、関節症のみ対しては安易なステロイドの使用は避けるべきですが、NSAIDsや抗リウマチ薬でも関節の疼痛と炎症が軽減されていない場合には少量のステロイドの使用が考えられ、この場合でもプレドニゾロン5mg程度にとどめるのが好ましいです。
一旦ステロイドを用いると、離脱するのが非常に困難なため、出来る限り抗リウマチ薬を投与して、ステロイドの量を減らすようにするべきです。
関節病変が少数の大関節に限局する場合には、ステロイド関節内注射が有効ですが、効果は一過性で、関節内注射といえどもステロイドの全身投与に比して副作用が少ないわけではなく、局所の骨粗鬆症を促すものとして報告もあるため、一定の基準を越えてむやみに使用しないで下さい。
ステロイドを簡単に言うと炎症を抑える薬で、薬を飲み忘れた時は基本的に思いだしたら直に服用すれば問題ないですが、人によって1日に服用する量が違いますので、正確に知りたい方は近隣にある調剤薬局の薬剤師に聞いて下さい。
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DMARDsの併用
DMARDs(抗リウマチ薬)の効果は個体差が大きく、同じ薬剤でも有効例と無効例があり、DMARDsの有効率は50から70パーセントとされ、投与前にその効果を区別することは今のところ不可能で、DMARDsは単独投与が原則ですが、DMARDs同士の併用についてはエビデンスが少ないので、薬剤師として併用療法はお試験段階の治療法とみなすべきであり、安易に行うべきではありません。
DMARDsである、メタルカプターゼと筋剤は、併用によって重度な血液障害を起こす恐れがあるので併用はしないでください。
薬剤の組み合わせについては、エビデンスが少ないので、併用療法は試験段階の治療として使用されていますが、使用中の抗リウマチ薬の効果が弱ってしまう場合には、他の抗リウマチ薬に切り替えるのではなく、数か月併用することをお勧めします。
抗リウマチ薬は速効性のある薬剤ではないので、1回分服用するのを忘れてしまっても、とくに問題ないと考えられておりますが、次回の服用時に倍の量を服用すると、副作用の発現の可能性が高くなるので、次回の服用時には決められた用量を服用して下さい。