肝性脳症にみられる症状
肝性脳症は、腸管内に存在するアンモニアや低級脂肪酸、メチルメルカプタンなどの有毒物質が脳に作用して、脳の機能を抑制するために起こり、軽い場所には考えがまとまらない、睡眠パターンに昼夜逆転が見られるなどの症状があります。
進行すると判断力が低下し、ものを取り違えることや、興奮して人が変わったようになり、遂には意識を失ってしまいます。
肝硬変時になると、通常AST優位のトランスアミナーゼの上昇、肝合成能の低下を凝わせるプロトロンビンなどの低下を認め、門脈圧亢進に伴う血小板の低下や、グロブリンの上昇なども認めます。
肝硬変ではエネルギーを得る上で、ブドウ糖からのエネルギー獲得する比率が高まることによって、血中のアルミ酸バランスはブドウ糖に変わりやすい分岐鎖アミノ酸が減ります。
Fischer比は、分岐鎖アミノ酸と芳香族アミノ酸の比なのですが、肝機能障害に伴い、分岐鎖アミノ酸の代謝亢進と芳香族アミノ酸の代謝遅延が重くなって、Fischer比は低下し、基準値は2.43から4.40ですが、Fischer比と血清アルブミン値には、正の相関があり Fischer比が低ければ血清アルブミン値も低くなります。
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